世界的にキャッシュレス化が進む現状で、日本でも遅ればせながらキャッシュレス化の波が押し寄せてきており、電子マネーカードやスマホ決済が若い人を中心に活用されています。
今後も注目を集めていくことが予想されるPayPayに着目し、PayPayの基本情報やキャンペーン内容、現金化は可能なのかなどについて紹介していきます。
目次
PayPay(ペイペイ)とは?
インパクトのあるテレビコマーシャルが放映されているPayPayですが、正直コマーシャルが個性的なのと変わった名称で何のことだか分からない方も少なくないと思います。
また、電子決済サービスの一種だということは分かっていても、細かい中身までは理解していない方もいると思います。
それを踏まえまして、ここではPayPayの基本情報や利便性、利用方法、決済方法などについて紹介していきます。
PayPay(ペイペイ)の基本情報
PayPayは、2018年10月5日に公開されたアプリサービスとなっており、PayPayのアプリサービスを提供しているPayPay株式会社はソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社となっています。
このPayPayが提供している決済ツールは、インドで最大の決済サービスPaytm(ペイティーエム)と技術提供を受けて連携しており、そこに目を付けたのがソフトバンク株式会社の孫社長です。
さらに、ヤフーとの連携もしっかりしたものとなっており、Yahoo!JAPAN IDを連携させる事でYahoo!JAPANアプリからも利用できるようになっております。
PayPay(ペイペイ)の利便性
PayPayを利用することによる利便性は、電子決済で買い物がスムーズになることはもちろんのことなのですが、買い物をするユーザーだけではなく、店舗サイドにとっても利便性が高くなっています。
PayPayは、店舗側が負担する決済手数料に対し、開始から3年間は無料となっていますので、店舗サイドもPayPayを導入しやすい環境が作られています。
PayPay(ペイペイ)の利用方法
PayPayの利用方法は、App StoreやGoogle PlayからPayPayのアプリをダウンロードして、電話番号とパスワードの設定を行うか、またはYahoo! JAPAN IDでログインを行ないます。
また、Yahoo! JAPANアプリでもPayPayが使えるので、メニュー欄にあるPayPayのアイコンをタップすれば利用できます。
PayPayの支払い方は、スキャン支払いとコード支払いの2通りがあります。
スキャン支払い | 利用した店舗が提示しているQRコードをカメラで読み取って支払いの確認や完了させる作業を行います。 |
コード支払い | アプリ画面のバーコードを店舗スタッフに提示してスキャンしてもらう手順となっています。 |
この2通りの支払い方法は、ファミリーマートやビックカメラなどの大手であればコード支払いを導入している場合が多く、逆に小規模な店舗ではスキャン支払いを取り入れる所が多くなっていると思います。
PayPay(ペイペイ)の決済方法
PayPayの決済方法に関しては、支払い時のコード表示や金額入力画面に「支払い方法」が表示されますので、ご自身が希望する支払い方法を選ぶことができます。
決済方法の種類は、大きく分けると3つです。
- PayPay残高
- Yahoo!マネー
- クレジットカード
PayPay残高とは、Yahoo!JAPANカードやYahoo!ウォレットの預金払い用口座からチャージされたものや、キャンペーンや特典の適用で付与されたものとなっています。
この決済方法には優先順位が設けられており、PayPay残高が最も優先され、クレジットカードが最も後回しになります。
意図的にクレジットカードを決済方法のメインにしたい場合は、PayPay残高とYahoo!マネーを0円にしておく必要があるということです。
PayPay(ペイペイ)のキャンペーンについて
消費税が10%に増税されることもあり、政府も電子マネーなどの電子決済に恩恵を設ける方針を視野に入れている現状で、電子決済サービスの需要はさらに増えてくると推測されます。
また、それに伴って電子決済サービスに参入する新たな企業も増えてくる可能性があり、PayPayも電子決済サービスに新規参入してきた企業として注目を集めています。
それを踏まえまして、ここではPayPayが実施しているキャンペーンなどのお得な情報を紹介していきます。
PayPay(ペイペイ)の期間限定キャンペーン
PayPayでは、2019年3月末までは100億円あげちゃうキャンペーンと題してキャンペーンを行っていました。
PayPay決済で支払うと、利用金額の20%相当のPayPayボーナスが還元されるというものです。
通常の還元率が利用金額に対して0.5%となっていますので、キャンペーン期間中の20%還元は大幅にお得となりました。
また、PayPayボーナスの有効期限はPayPay残高が変動した日から2年間となっていますので、期限切れを気にすることなく使いやすいもの利用者にとっては嬉しいところです。
チャージや新規登録によるボーナス付与キャンペーン
100億円あげちゃうキャンペーン以外にも、PayPayではチャージや新規登録などでPayPayボーナスが貰えるキャンペーンを実施しています。
そのキャンペーン内容は、PayPay残高に5,000円以上のチャージを行った全員に1,000円相当のPayPayボーナスが付与されるという特典になっています。
さらに、ソフトバンクとワイモバイルのスマホ利用者に限り、PayPay残高のチャージ方法に銀行口座を新規登録すると500円相当のPayPayボーナスが付与されるという特典もあります。
また、以前から新規登録者を対象としたPayPay500円プレゼントも行なっているので、とりあえずアプリをインストールして登録するだけでも500円を受け取れます。
※現在は終了している可能あり。
キャンペーン以外のお得情報
キャンペーン期間中にPayPayで支払った際は、抽選で利用金額の10万円相当までのPayPayボーナスが還元されるという全額還元チャンスがあります。
当選確率は、通常ですと40分の1なのですが、条件を満たすと当選確率が上がります。
その条件と当選確率は、Yahoo!プレミアム会員の場合は20分の1の当選確率になり、Yahoo!JAPAN IDを設定した場合は10分の1という当選確率になります。
また、100%還元に当選した金額分は月額5万円の対象外になりますので、さらに20%還元を受けながら買い物が続けることができます。
※現在は終了している可能あり。
PayPay(ペイペイ)を利用した現金化について
基本的にはポイント還元キャンペーンとなっていまので、実際に現金が返還されるわけではありません。
しかし、PayPayでもクレジットカードで決済することができますので、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金化するようなことはできないのかと考える方も少なくないと思います。
それを踏まえまして、現時点でPayPayを利用した現金化は可能なのかや、可能ならどのような方法があるのかについて紹介していきます。
PayPay(ペイペイ)を利用した現金化の方法
PayPayを利用して現金化することはできるのかというと、可能な方法は確かにあります。
その方法は、PayPay(ペイペイ)で商品を購入してそれを売るという方法です。
面倒くさいかもしれませんが、確実に現金化ができます。
購入するものは、ゲームやブランドもの、家電などの買取金額が高い商品がオススメです。
PayPay(ペイペイ)でAmazonギフト券などの金券を購入すればいいのでは?
「Amazonギフト券などの金券の方が還元率が高いから、そっちを買って売れば良いんじゃ…」と考えると思いますが、残念ながらAmazonギフト券などの金券はPayPayでは購入できません。
PayPay公式Twitterでもそれは明言されています。
申し訳ございません💦PayPayでAmazonギフト購入は致しかねてしまいます💦💦
— PayPay公式サポート (@PayPaysupport) 2018年11月27日
なので、PayPayを使った現金化を考えている方は上記の方法を検討した方がよさそうです。
以上、『PayPay(ペイペイ)の使い方・キャンペーン内容など|現金化することはできるのか?』というお話でした。